ハンターハンターの王位継承戦。ネット界隈だとその内容が面白くない、つまらない。といった声がちらほら聞こえてきます。
ですが本当に王位継承戦は面白くないのでしょうか?
そんなことないと僕は思うんですよ。王位継承戦も今までの選挙編や蟻編と同様に普通に面白いと思うんです。
でもただ僕が面白い、面白いと言ってもあなたにその面白さが伝わるとは思わないので、今回この記事ではどうやったら王位継承戦を楽しく読めるか、その方法についてお話ししたいと思います。
なので王位継承戦が面白くないという方には今回紹介する方法を是非実践いただいてその内容を楽しんで頂けたらなと思います。
なお、この記事にはハンターハンター35巻および36巻の内容のネタバレを含みますので未読の場合はご注意くださいね。
目次
ハンターハンター王位継承戦の楽しみ方【感想・ネタバレ】
1. 流し読みせずにしっかりと内容を読む
王位継承戦の内容がつまらないと思ってしまう人はまず流し読みをするのをやめましょう。
何を隠そう僕自身が王位継承戦の流し読みをしていた人間なのでわかりますが、流し読みをしているとこいつ誰だっけとか、何の話か全くわからんということが多発します。
例えば僕の場合、サイレントマジョリティーを使用している人間をヒュリコフだと勘違いしながら最初読んでたし、ハンゾーが殺した護衛が誰だか全く分かっていなかったし、ハルケンブルグの護衛がみな倒れていたことなど全く気づいていませんでした。
流し読みしていると王位継承戦は読み違いだったりだとか、話が飛んでしまったりで内容がわからなくなってしまうんです。
内容を理解しないとそりゃ面白くもなくなってしまいますよね。
なのであなたがもし王位継承戦つまらないと思っていてかつ適当に流し読みを現在しているのであれば、一度しっかりと読み込むことをお勧めします。
僕も35巻をしっかりと読み直して、かつ毎週のジャンプを飛ばさずに読むようになってから王位継承戦が急に面白くなりました。
是非あなたも読み飛ばしや流し読みすることなく、文字数の多いハンターハンターを楽しみましょう。
確かに登場人物の数もめちゃくちゃ多いし、名前や役職、誰につかえているんだっけとか追いかけるのは大変ですが、そこを乗り越えると面白さが増してきますよ。
2. 流し読みしていないけど内容がそもそもという人は
流し読みをせずしっかり読んでいるけど、王位継承戦が面白くないよと思うあなたの気持ちがわからなくもありません。
王位継承戦よりももっとハンターハンターの話で気になる点が沢山ある。わかります。
暗黒大陸の話はどうなったんだろう、ブリオン、アイ、その辺の話は今後語られることはあるのだろうか?
ジンやビヨンドはどうなっとるの?とか。
ヒソカ、幻影旅団の動向は。とか挙げ始めるとキリがありません。
なので今王位継承戦があまり面白くないという人は今後起きるであろう展開を妄想しながら話が進むのを待ちましょう。
王位継承戦自体に興味が湧かないとしても今後必ずぶつかるであろうツェリードニヒ対クラピカの戦闘なんて絶対面白いじゃないですか。
ツェリードニヒの身につける念能力や念獣の能力、緋の目を大量保持していることを知ったクラピカがどういった反応をみせるのか。
想像しただけでもめっちゃ気になりますし、面白そう。
そのツェリードニヒ対クラピカに旅団やヒソカが絡んできたら?
ありそうな展開じゃないですか?しかも絶対面白くなりますよ。
なんて妄想していると王位継承戦も面白くなってきますよ。
3. 読んだ内容を他の人と共有する
あとはやっぱり読んだり、読んで妄想した内容を友人と直接会話したり、ネットで書き込んだりして話し合ったりできれば面白さが倍増します。
ハンターハンターはなんだかんだ言ってやっぱり読者沢山いるんで、話せる相手が沢山います。
単行本も出すたびにしっかりと売り上げて年間売り上げランキングに入ったりしていますからね。
僕の場合は、妻や会社の同僚なんかと今は毎週読んだハンターハンターの内容について語り合っています。
そして読んだ内容の共有したいという欲求はおさまらず、こんな記事まで書いてる始末ですからね。
是非あなたも読んだ内容を他の人と共有しましょう、王位継承戦が仮につまらないとしても、つまらないよねーという感想を共有できるだけでも読んだ価値、価値観の共有という面白さがそこにはあります。
4. 元ネタを探す
この記事にもちょいちょい挟んでいますが、冨樫先生の突っ込んでいる元ネタの解読をするのも王位継承戦の楽しみ方の一つだと思いますよ。
警護兵の死んだ人が芸人の誰々に似ていただとか、暗殺者の能力名が今はやりの◯◯46の曲名だったりとか読者の人が楽しめるよう小ネタを挟んできてるのでそれを発掘するのが面白いです。
第一王子ベンジャミンの守護霊獣なんてモチーフは完全に男性のあれですし、頭があれで、太ももが玉、マントが袋…。
第7王子ルズールスの守護霊獣も男性のあれじゃないですか…。
あれあれって僕の頭があれになってきたのかな?
もうこれ銀魂だったらモザイク祭りになってる場面ですよ。
第二王子カミーラの守護霊獣はPSのゲーム「パラサイト・イヴ」のボス「イヴ」の第何形態かの形状に既視感ありますからね。(これに関しては私の勘違いの可能性もありますが…。)
こういった小ネタを探すのも王位継承戦の楽しみのひとつではないでしょうか。
おわりに
才能のある人間が年間に10週間しか書けないという制約と誓約を背負った漫画はやはりなんだかんだ言って面白いですよ。
僕も普段は週間少年ジャンプ買わないですけど、年に10週間だけは購入しますからね。
これが冨樫先生および集英社がこの状況を許容してしまう理由であるのもわかりますが、果てさて王位継承戦、ひいてはハンターハンターそのものが完結するのか。
そちらの方も気にしつつハンターハンターを一緒に楽しみましょうじゃありませんか。
クラピカとツェリードニヒが戦うのは10年後かな…。
それでもやっぱり王位継承戦がつまらない、面白くないという場合は過去のハンターハンターの話をアニメで見たり、他の漫画を読んでみるっていうのはどうでしょうか?